初めての湯治体験 | 寺宝温泉 | 新潟県長岡市

こんにちは。メカノです。

こちらの記事は新潟県長岡市にある寺宝温泉に2泊3日で湯治をした記事となります。

皆様、よろしくお願いします。

初めに

なんで湯治?と思うでしょう。

きっかけは、出湯温泉にある清廣館さんに泊まったときでした。

以前に宿泊させていただいた清廣館さんのお部屋が文豪が泊まるようなシブい部屋でした。

それからあのようなシブい部屋に泊まることができる宿はどこだろう、と調べているうちに湯治プランをやっている宿はシブい部屋があることが判明。

そこから気になって色々と調べていたところ、山奥にあったり、トイレは共同、食事も自炊と言った初心者にはハードルがある…

もっとライトな湯治プランな宿はないかと調べていると、そうだ寺宝温泉があるじゃないか!ということになりました。

湯治といっても2泊3日ですけど、温泉に入ったり出たりしてお酒飲んでゴロゴロしたいと言うのが本音になります!
(お酒飲んでる時点で湯治ではないような気がしますが気にしないでください)

新潟県で湯治候補は自在館神風館珍生館が候補に上がったのですが湯治初心者的には自在館や神風館は敷居が高いような気がして珍生館か寺宝温泉のどちらかになりました。

で、結局のところ寺宝温泉に決定です!

珍生館がある出湯温泉は雪の積もった冬に電車とバスを乗り継いで行きたいと思いました。
雪が積もったときのお寺のあたりの雰囲気が好きです。
(ちなみに清廣館のときは電車とバスを乗り継いで利用)

湯治1日目

奥様から軍資金をもらったのでホクホクのメカノです。

奥様も2泊3日の日程で東京へ。

今ではすっかり田舎者なのでお上りさん状態。

奥様を駅に送り長岡方面に車を走らせます。

海宝丸 長岡インター店でお食事

軍資金はたっぷりとあるので、前にも食事をしたことがある海宝丸へ。

海宝丸はネタの鮮度が良くてお値段もお手頃なお店です。

通された席はカウンター。

2席使用している広いスペースが確保されていました。

しかも、調理場から近い場所なのでダイレクトに近い形でお寿司が来ます。

こちらがお寿司達です!

まずはお寿司といったら本日のおすすめでしょ!ってことでおすすめ祭り!

お店の大将がすすめているんだから食べなきゃ無礼者になります。

お次は三昧祭り!

◯◯三昧っていつも思いますが、いい響きですよね。

何となくですが調べてみました。

三昧

サマーディ(Samadhi)の音写である三昧(さんまい、サンスクリット語: समाधि、samādhi)は、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、シーク教、ヨーガなどインド発祥の宗教における瞑想で、精神集中が深まりきった状態のことをいう。三摩地(さんまぢ)、三摩提とも音訳され、定、等持と義訳される
出典:ウィキペディア

う〜ん…予想外の意味!

なんと精神集中が深まりきった状態のことらしいです。

確かにお寿司のイカ三昧だったらイカに集中してるってことになるから使い方は合っているような気がします。

最後は厳選の一貫とかちょっといいやつ祭り!

余談ですが、私の好きなネタはタコ・イカ・貝・光り物・白身です。

海宝丸はお寿司を食べるだけではなくお魚を買うこともできます。

地物ではまいですが夜に食べる用にツブ貝をお刺身にしてもらいました。

ガリもなんとなく購入。

お刺し身に卸して貰った先程のつぶ貝。

生カキをこちらのスペースで食べることもできます。

やまやにやまパト

続いてはお飲み物を買いにやまやへ。

最近ウイスキーにハマっているメカノですが、しまパトならぬやまパトをやっています。

やまパトとは珍しいウイスキーがないかチェックをしに行くことです。

昨今のウイスキーブームと、値上がりの影響もあるらしく行くたびに商品が増えたり減ったりします。

余談ですが、シェリーカスクが私の好みのようで今のところはシェリーメインで飲んでいます。

お刺し身なんだから日本酒でしょ!ってことで朝日山に決定。

本当は純米酒が好きなんですが、コスパ重視で朝日山にしました。

朝日山はお値段と味のバランスがとてもいい日本酒なのでおすすめ。

続いてはワインも飲みたいな〜ってことで、フルボディの赤ワイン。

私はワインはよくわかりません…

赤はキャンティ、白はシャブリぐらいの知識です…

ハッキリと言えるのは、フルボディの赤ワインが好きです。

ワイン初心者なので表現が苦手ですが、ズンっとして渋い(タンニンでしょうか?)のが好きです。

続いてはこちらオールドパー。

ミニボトルを探していたのですが、4,000円とかするのばかりでお手頃なこちらにしました。

イオンに買い出し

持ち込みokなので飲み物や食べ物やオヤツの買い出し。

最近メカノ家はポイントを意識して買い物をしています。

ここでは話しませんがマイルに繋がるとのことなので、イオンでお買い物をしています。

買った商品はこちら。

真ん中にある生しょうゆのミニパック便利でした。

余ったらお弁当につけたり、自宅で使ってしまえばいいと思います。

なんかもう湯治とかじゃなくてただの1人ではっちゃけているおじさんの豪華なご飯って感じになってしまいました。

寺宝温泉にチェックイン

長岡バイパスのアピナ長岡店がある交差点を高速道路方面に曲がり、道なりにまっすぐ進むとこちらの精米所が出てきますので右へ。

北陸自動車道の高架下を潜り道なりにまっすぐ進みます。

こちらの十字路を右へ。
※画像を撮り忘れていました。

しばらく進むとやぐらが見えてきます。

やぐらのお向かいが寺宝温泉。

ぱっと見ウイクリーマンション風の外観なので通り過ぎてしまいそうになります。

隣に神社があります。

13時からチェックインできるので早速チェックイン。

早い時間にチェックインできるのは地味に嬉しいです。

カップラーメンや珍味などが売っていました。

あと巨大なパンも売っていました。

1人で食べるにはちょっと多いかな…

受付でこちらを受け取りました。

20時15分〜6時の間はセキュリティの関係で外出する場合はこちらのカードで解除するとのこと。

お部屋と館内

お部屋は2階。

エレベーターもしくは階段で登り、ちょっと薄暗い廊下があって各お部屋があります。

こちらの廊下はセンサーで電気がつくタイプ。

お部屋はこんな感じ。

シブい部屋ではないですが、まずは湯治を体験するのが今回の目的。

6畳の丁度いい大きさ。

豪華な旅館に来ている訳じゃないので、飲んで食べて寝るだけなんだから十分。

キッチンもあります。

洗面所。

おトイレ。

ウォッシュレットは嬉しい!

レンジに冷蔵庫。

金庫と毛布と座布団。

お布団は自分で敷くスタイル。

窓の外の景観は皆無。

館内には自炊する方用に食器や調理器具の貸し出しがありました。

自炊をする本格的な湯治はいつかやってみたいですね。

家電量販店のごとく並んでいる炊飯器とオーブン。

洗濯機と乾燥機。

実は初日に醤油を盛大にこぼしたのでお世話になりました。

お風呂

では、さっそくお風呂へ。

1日目は手前側のお風呂。

寺宝温泉は男湯と女湯が毎日入れ替わります。

前回訪れたときは奥側のお風呂。

手前側が岩風呂があるお風呂。

お風呂の見取り図。

手前側は右で奥側は左になります。

真ん中の38℃が岩風呂。

両方から入れそうに見えますが、実は右だけ(手前側のお風呂)です。

やたらカラフルな籠。

内湯があるエリアには洗い場が4つあり間に仕切り版で内湯と遮られています。

確かに仕切り版がないとシャワーがダイレクトに内湯にかかってしまいます。

ちなみにシャワーも温泉で自動で止まらないタイプでさらに勢いがいいのでストレスなく流せます。

先程の見取り図だとここに仕切板があります。

まずは露天へ。

底からボコボコと掛け流されて贅沢。

泡もシュワシュワで腕に付きまくります。

ぬる湯なので15分ほど入っていました。

ちなみに私が好きな温泉は熱めの硫黄泉やちょっと癖のある臭気がしたりするストロングなお湯が好みです。

入り方も数分入って同じぐらいの時間をかけて休憩する交代浴。

これをだいたい3回ほど繰り返して入ります。

今回の寺宝温泉では交代浴みたいなことは寒くてできないでしょう。

調べてみたところ、ぬる湯は15分ぐらいかけて入浴するのが良いらしいことがわかったので実践してみることに。

あがったあとはそこまで温まってないな〜と思っていましたが、時間経つと芯から温まる感じ。

そして疲れない!

ぬる湯ハマりそうです。

続いて檜のお風呂。

こちらは底に塩ビのパイプがありそこから勢いよくボコボコとちょっとうるさいぐらいに掛け流されています。

檜のお風呂の淵からドバドバと流れています。

こちらも15分ほど入浴。

岩風呂は先客がいたので諦めました。

寺宝温泉はぬる湯なので基本、皆さん長湯です。

先客や大人数が入浴しているようなら他の浴槽に移ったほうがいいでしょう。

特に地元の方々で溢れる土日は覚悟したほうがいいと思います。

まあそれだけ人気で好かれている施設ってことですね。

最後に体感ですが40℃ぐらいの内湯に数分入り温まってあがりました。

見取り図だとここ。

夕食

お風呂上がりに給茶機のお茶で水分補給。

ボタンを押すとカウントダウンが始まるハイテクな給茶機。

ちょっと薄めですが美味しかったです。

部屋に戻ったらいよいよお楽しみの夕食タイム。

イオンで買い出しをしたお食事です。

お刺身メインなのでまずは日本酒。

手前が自宅から持ってきた珍味3点セット。

イオンのホタテ、ホタルイカと海宝丸のつぶ貝とガリ。

お刺身を食べ終わったら、赤ワインとウイスキーをちびちび。

ちなみに全部を1日で飲んでいませんからね!

2日かけて飲めなかったお持ち帰りするつもりです。

夜のお風呂

寺宝温泉は8時〜20時が日帰り入浴の時間で、朝の7時〜8時と夜の20時〜21時の1時間が宿泊者限定の入浴時間です。

朝の7時〜8時は何故か一般の方がいましたが、地元ルールみたいな感じでしょうか。

純粋に宿泊者限定は夜の20時〜21時になります。

人数は私を入れて5人ぐらい。

皆さん会話も「こんばんは」とあいさつだけしてあとは無言。

そしてなるべく同じ浴槽には入らなうように絶妙な距離感。

念願の岩風呂に入れました。

深いので水圧効果が高いらしく健康にいいみたいです。

確かに深い。

塩ビパイプの手作り椅子があるのですが、私は使わないでそのまま入浴。

そしてここも底からボコボコと掛け流し。

見取り図だとここ。

この後は檜のお風呂に入ってから内湯で温まってからあがりました。

館内はひっそりとしています。

昼間は地元の人でごった返していますが、夜は静か。

車で3〜4分なので徒歩で行くのは体力がある人ならいいですが、私みたいな体力がなくてヘルニアを持っている人間は予め買い出しをしておくといいでしょう。

1日目夜の動画

湯治2日目

結局昨日は結構飲んでしまい夜食の焼きおにぎりまで食べってしまいました…

朝のお風呂

朝のお風呂に行きます。

寺宝温泉は毎日お湯を張り替えています。

なので1番新鮮な1番風呂に入るには7時に行かなくてはいけません。

7時ぴったりに行ってみると…

先客がいらしゃっいました。

時間に関してはちょっとフライングしていいのかな…

最終日の朝はフライング気味に行ってみます。

荒れ模様なので風が強くて入っているうちはいいのですが、上がった瞬間めっちゃ寒い!

露天はそこそこで内湯に退散。

2日目朝の動画

イオンに買い出し

またまたイオンに買い出しに行きます。

今日は早い時間から飲む予定なので各種ビールを追加。

後は日本酒が残っているのでお刺身を追加。

お昼に松屋で牛丼を食べて宿に戻りました。

戻ったらロビーが人で溢れていました。

お風呂も荷物の入っている籠と貴重品入れの空きが少ないのを見て部屋に退散。

部屋で飲むのもそこそこにして、人の話し声がするお客さんで溢れているロビーで飲んでいたりしました。

一人でしっぽりと飲む飲むのもいいですが、ワイワイしている場所で飲むのもいいですね〜

夕食

イオンで買ったお刺身をあてに日本酒を飲んで、6Pチーズをあてに赤ワインを飲んでお食事を終えました。

追加したビールも美味しくいただきました。

結局、日本酒と赤ワイン飲み切ってしまった…

夜のお風呂

土曜日だから宿泊のお客さんが増えると思っていましたがむしろ減った?

昨日より1人減って4人でした。

平日は安めに設定されているので宿泊者が多いのでしょう。

2日目の夜は檜のお風呂と露天に入って、いつもの熱めの内湯に入ってあがりました。

今更ですが、奥側のお風呂にある檜の風呂は底からはそこまでボコボコが激しくなくて落ち着いて入れました。

奥側と手前側で底からのボコボコの具合が違うようです。

お風呂上がりにロビーの給茶機でお茶を飲もうと思ったのですが、電源が入っていないため出ませんでした。
湯治のお客さんがいて給茶機はこの時間は動いていないとのことでした。

この後はお部屋に戻ってビールを飲んで就寝しました。

2日目夜の動画

湯治3日目

今日は湯治プランの最終日です。

なんかあっという間に2泊経ってしまいました…

歳をとると時間の経過が早くなりますよね…

小学生ぐらいのときなんて、6年間の長いことといったら…

朝のお風呂

実は目覚ましなしで朝6時に起床しました!

昨日の朝一番のお風呂に入るべく自然に起きたようです。

6時30分にロビーで待機します。

そして、6時50分に貴重品入れがほぼ使われてないことを確認してフライングでお風呂に突撃!
※お風呂あるあるかもしれませんが、誰もいないはすなのに貴重品入れのが使われていることってありますよね。

結果、真っ暗な脱衣には誰もいません!

お風呂も電気がついていないですが入ってみようとしたとき、後ろから誰かが来ました。

寺宝温泉の方でした〜

「入っていいですか?」と伺ったところ、「いいですよ」とお返事をいただいたので念願の朝一番の一番風呂へ。

電気は7時になったら点灯して、まだ露天や内湯の湯船にはお湯が溜まっていないですが、檜だけは溜まっているとのこと。

早速、檜へ向かいます。

元気にボコボコと音を立ててドバドバ掛け流されています。

朝一番の入れ替えた新鮮なお風呂に入る贅沢な時間最高です。

更に岩風呂を堪能。

続いては、露天に入って泡付きを堪能。

こちらも、新鮮なお湯を堪能。

続いてはいつもの熱めの内湯を、と思いましたがめっちゃ人がいる!

宿泊のお客さんが増えたのかと思っていたら地元の方々でした。

なんと7時30分頃には入ることができるとのことでした。

内湯に入って温まって上がりました。

脱衣所には張り紙が何枚かあります。

毎日張り替えるのには感謝の一言に尽きますね。

掛け流して捨てるから掛け捨て、この言葉もグッときます。

個人的に思ったのですがホームページや印刷物のキャッチコピーにいいのではないでしょうか。

チェックアウト

チェックアウトの準備をして施設を後にします。

外に出てみると…なんと雪が降っていたようです。

これにて2泊3日の初めての湯治?体験は終わりになります。

今度は違う宿に長期滞在で湯治を体験してみたいと思います。

寺宝温泉など新潟県内の温泉で調べると言ったらこちらにいがたB級情報ファイルさん!

新潟県の日帰り温泉の情報はほぼ全て網羅しているので、初めて行く温泉のときはこちらのサイトで予め情報を仕入れてから利用しています。

初めての湯治で持ってきたもの

持ってきたもの評価(五段階評価)
パジャマ半袖5
パソコン3
ハンガー3
洗濯物干し4
スリッパ1
膝掛け3
ドテラ5
マイバスケット5
保冷バック4

こちらが今回の湯治で持ってきたものになります。

五段階評価で数字をふってあり、持ってきてよかったものは最大5で最低1になります。

半袖パジャマはお風呂から上がったら”暑い”の理由一択です!

マイバスケットは買い出しに行ってそのまま買い物かごで館内に持ってこれるお手軽さが決め手になりました。

ドテラは持って行くときはかさばるので迷ったのですが、夜はそれなりに冷えるのであったほうがいいと思いました。

寺宝温泉の館内は素足でも問題ありませんので、スリッパいりませんでした。

素足が気になる方は持ってきてもいいと思います。

今回掛かった宿泊費

区分部屋タイププラン金額宿泊日数小計
平日【宿泊】6畳和室素泊まり湯治4,80014,800
休日【宿泊】6畳和室素泊まり湯治5,70015,700
合計10,500

平日と休日で料金が違うので注意してください。

ちなみにこの記事を書いているときに4月の予約カレンダーの平日は全て埋まっていました。

早めに予定を立てて予約するのがおすすめ。

寺宝温泉の情報

施設名寺宝温泉 湯治館
住所〒940-2057
新潟県長岡市寺宝町82
電話番号0258-29-4126
営業時間8:00-20:00
定休日不定休
源泉名寺宝温泉 あわの湯
泉質ナトリウム-塩化物温泉
給湯・排水方法掛け流し(掛け捨て)
宿泊有り
個室有り
サウナ無し
水風呂無し
アメニティボディシャンプー:有り
リンスインシャンプー:有り
ドライヤー:有り
料金大人 800円
小人 600円

※平日17時以降
大人 700円
小人 500円

個室:2時間/2,000円

関連サイト
https://jihou-onsen.jp/

寺宝温泉の地図

最後に

何と言うか…おじさんが軍資金を貰った事ではっちゃけてしまった記事になってしまいました…

温泉関係の記事は結構な数ストックがあるので時間に余裕があるときに少しずつになりますが投稿していきたいと思います。

中には閉館してしまった沢山の思い出が詰まった宿もあったりします。
閉館してしまった宿は忘れてはいけない記憶と体験でしたので、このブログに記事を追加していきたいと思っています。

では、皆様よろしくお願い致します。