【釜山旅行①】ウォン獲得への道

はじめまして、メカノ妻です。

こちらウサノートでは、メカノートのこぼれ話などお伝えして行こうと思います。

釜山初日、金海空港に到着したのは夜の9時。
この時、手持ちのウォンは前回のソウル旅行時の残りの32000ウォン+小銭のみでした。

まずはセブンイレブンで小銭を使ってCASSを購入。
メカノにCASSを与えて荷物番をさせ、私は銀行ATMを目指します。
マスターカードで海外キャッシングをすると、手数料はなんと無料。
レートもいいですし、帰国後すぐネットバンキングで繰上げ返済をすれば、10万円くらいなら利息も200円程度。
なので、近場の海外旅行ではもっぱらこの方法で現地通貨を調達しています。
(但し、あくまでキャッシングの履歴として残るので、与信情報を気にされる方にはお勧めできません)

金海空港には釜山銀行と新韓銀行のATMがありました。
みんなだいすきウリバンクがないけど、グローバルATMのマークもあるし、まあいいか、とカードをイン。
画面右下の「Foreign Languages」ボタンを押して、日本語をセレクト・・・
できない!
英語しか出てこない!しかし、まあ、いいでしょう。
「Foreign Card」を選んで、「W600000」を指定して、いざ、出でよウォン!

出てこない・・・

代わりに出てきたのがこちら。

残高を確認してください?何の残高?こわい。

その後、何度チャレンジしても同じ結果に終わり、諦めました。
日本円はあるし、レート悪いけど1万円くらい両替すればいいよね。
西面まで行けば、みんなだいすきウリバンクもあるしね。

というわけで、CASSで到着の喜びをかみ締めているであろうメカノの元へ戻りました。

「ウォンが調達できないので、西面まで電車で行きます!」

空港から西面の東横インまではタクシーで行く予定でした。
リムジンバスだと一人W6000×2でW12000、タクシーだとW20000弱とのことだったので、バスを降りてから歩くことなんかを考えるとタクシーでもいいよね、と。
しかし、今の手持ちはW32000。たとえW8000でも大切にしなければ。

気がつけば、すでに10時半。
まずは空港を出て横断歩道を渡り、空港を背にして右へ進みます。
1~2分歩くと左手に駅があるので、切符売り場で沙上までの切符(W1400)を買います。
沙上に着いたら、今度は地下鉄に乗り換え。
なのですが、どちらへ進めばいいか分からず案内図を前にああだこうだ言っていましたら、

「どこへ行きたいですか?」

傍のベンチに座っていたカップルの男性の方が日本語で声をかけてくれました。
釜山はソウルより人が温かいと聞きますが、今回の旅行で思ったのが、若いカップルがとにかく親切。
メカノは「幸せで満たされてるから優しいんだねー」と言っていました。
そうだねー。私ももっと人に(メカノに)優しくしよう・・・。

優しいカップルに教えてもらったとおりに進むと、迷わず地下鉄の駅に辿り着けました。
もう地下鉄だし、ティモネカドゥ(T-money CARD=Suica的なやつ)にチャージしちゃおう、
どうせ明日からも使うし、W10000ずつ入れとけばいいよね。
ソウルでさんざんチャージしたからチャージの仕方も慣れたものですよ。

ここでW20000使うなら空港からタクシー乗ればよかったよね!
と気づいたのはチャージした後でした。

久しぶりのティモネカドゥにテンションがあがってしまった・・・。
ちなみに夏にソウルで買ったティモネカドゥ。
クールなクマと大はしゃぎのうさぎがメカノと私っぽくて気に入っています。

そしてようやく西面駅に到着。
しかし、出口の階段が思いのほかキツイ。
さらに、地上へ出ると、ものすっっごく寒い。
釜山の方が新潟より気温は高いはずなのに、体感は新潟よりはるかに寒い。

もうほんとにね、素直にタクシーに乗ればよかったです。

なんだかんだで東横インに着いたのは11時半くらい。
東横インのフロントでは両替できず、フロントの方もこの時間に開いている両替所は分からないとのこと。
とりあえず、フロントでコンビニと同価格のCASS(W2000)を買い、部屋で一息ついた後、西面の街へ。
まっさきに目指すは、みんなだいすきウリバンク!

閉まってました・・・

Webには24時間と書かれていたけど、年末だから?
これで本日のウォン調達への道は完全に閉ざされました。

でも大丈夫。
韓国はカード社会ですもの。

とはいえ、手持ちのウォンはすでにW10000を切っており、内心どきどきしながらケミチプへ。
アジュンマに、「クレジトカドゥ、オケ?」と韓国人になりきって尋ねると、「ネー」とのお返事。
安心して釜山初ご飯を堪能しました。
それにしても日本円にして数百円の手持ちで異国を彷徨うって、本当に心臓に悪いです。

食べながら、近くにロッテホテルがあるし、カジノなら24時間両替できたのでは、と思いついたのですが、パスポートも東横インに置いてきちゃったし。
残りの数千ウォンで帰り道にコンビニへ寄り、CASSやらソジュやらを買えるだけ買い込んで、ほぼ一文無し状態になりながら何とか初日を乗り切ることが出来ました。

釜山2日目、朝起きて一番にしたことは、もちろんウリバンクへ行くこと。
もう手持ちのウォンが日本円で100円分すらなくて、コーヒー一杯も買えない状態だったのです。
どうか開いててウリバンク・・・

開いていました!

日本語表示もばっちり。
W600000を指定すると、システム上手数料(W3600)も表示されますが、マスターカードなら実際は請求されません。
昨日の金海空港のATMでは聞けなかった、お札を数える音がして、60枚のW10000札が出てきました。
1センチはあろうかという分厚いお札の束に、すごくお金持ちになった気分。
実際は日本円で6万円くらいなんですけどね。
まあ、6万円も私には大金なわけですが、日本ではこんな札束見る機会がない類の層なもので。

とにかく、これで安心して釜山を楽しむことができます。
さすがウリバンク、ありがとうウリバンク、サランヘヨ。

本日の教訓:夜着の時は1万円分だけでも入国前に換金しておくべし


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