【釜山旅行②】釜山のタクシー事情

最近は日東のしょうが紅茶にはまっているメカノ妻です。

今日は釜山で乗ったタクシーについてまとめてみたいと思います。

あれは釜山初日の夜のことでした。
ケミチプからの帰り道、地元っ子らしき若者が何台か流しのタクシーを見送り、シルバーボディのタクシーを選んで止めたのを目にしまして、

「シルバーボディのタクシー=安心(なはず)!」

という考えに至り、今回はシルバーボディーのタクシーばかり狙いました。

そのおかげかは分からないですが、今回の旅行ではすべてのタクシーが良心的な料金でした。

もっとも、夏のソウルだって良心的なタクシーばかりだったんですけどね。
夜の東大門のぼったくりタクシー以外は。
その件につきましては、別の機会にて。

それでは、釜山のタクシーについて振り返ってまいります。

①海雲台⇒新世界SPALAND(新世界百貨店)

満腹でタポジュヌンチプを出た後、駅まで歩くのもだるかったので(ブヒブヒ)タクシーを止め、

「シンセギスパランドゥ、カ ジュセヨ(行ってください)」

と言いましたら、ものすっごく強面なキサニム(運転手さん)が振り返り、

「オーマイゴ!」

え、何で?
近いから?
オバだから?

とりあえず乗せてはくれたので、目的地も通じたかなと思ったら、ナビを指してどこへ行くんだ?みたいなジェスチャー。
はい、通じていませんでした。

「センタムシチ」「シンセギスパランドゥ」

などと色々言ってみると、

「アウトレッ?」「ロテ?」「ショピン?」

あ、その辺ですね。

「サウナ」「チムジルバン」「シンセギスパランドゥ」

と、新世界百貨店の方となのだいうことを伝えたくて色々言ってみましたら、

「シン・セ・”ゲ”、スパ・”レ”ンドゥ!」

と、直されました。

キルミーヒールミーを観ていたから、新世界はシン・セギだと思っていたんですけど、シンセゲなんですね。
そしてランドはレンド。
タクシーの運転手さんがだいたい正しい発音に言い直して教えてくれるのも韓国観光あるあるな気がします。

道は若干渋滞していたのですが、そんな中をガンガン車線変更しながら縫うように爆走するタクシー。
じつにジェットコースターのようでした。
料金はタポジュヌンチッに一番近い大通りから新世界百貨店の前までで、W7000くらい。

②チャガルチ⇔松島ヘスピア

チャガルチから松島ヘスピアまではタクシーで5分程度、料金はW3600でした。
ちなみに、「ソンドヘスピア、カ ジュセヨ」はすんなり通じました。
チャガルチ界隈からタクシーで行く日本人が多いのかな。

松島ヘスピアの前は大通りなので、帰りも流しのタクシーを捉まえて、再びチャガルチへ。

「チャガルチ、カ ジュセヨ」

「チャガルマダン?デジョンデ?」

違う違う!
太宗台とかやめて!

馴染みのない地名だし発音やアクセントにも自信がないから、単語の最後の方が尻すぼみになってしまうのでしょうかね。
運転手さんには、
「チャガル・・・カジュセヨ」
みたいに聞こえるのかも。

「アニアニ!チャガルチシジャン」

と訂正したら、

「チャ・ガル・”チー”、シー・ジャンッ」

と区切りつつ発音を直してくれました。
タクシー代はW3200でした、ワンメーターちょいかな?

③海雲台⇒海東龍宮寺⇒青沙浦⇒海雲台

釜山最終日は、海東龍宮寺へ。
海雲台駅からはタクシーでW9600でした。
タルマジキルや海沿いの道を通ったりして、20分くらいで到着です。

海東龍宮寺からハジニネのある青沙浦まではタクシーでW7000くらい。
タクシー乗り場は参道の入口にあり、タクシーが列を成しているので、すんなり捉まえられます。
ハジニネは有名店なようで、

「チョンサポ、ハジニネ、カ ジュセヨ」

で通じました。

問題は、ハジニネからのタクシー。
青沙浦は、思っていたより寂れていて、大通りからも離れています。
(地元のみなさんはだいたい車でいらっしゃる様子)
バス停があったので、バスかタクシーで先に来た方に乗ろうと待ちました。
すると、一台のタクシーが。
すかさず駆け寄ると、運転手さんが、

「カカオ?」

どうやらカカオタクシー(タクシー配車アプリ)で誰かが呼び出したタクシーだった模様。

それくらいしないとタクシーを捉まえるのは難しい地区なのかもしれません。
飛行機の時間も迫ってきているし焦っていたら、再びタクシーが。

「ヘウンデヨク、カ ジュセヨ?」

ダメ元で聞いてみると、

「ネー」

いただけました!

青沙浦からタクシーに乗るなら、お店で呼んでもらうのがよさそうです。

バス停のあたりから乗って海雲台の地下鉄駅までで料金はW6000くらいでした。

④西面(東横イン前)⇒金浦空港

東横イン西面のすぐ前から金海空港までのタクシーは、

「コンハン、カ ジュセヨ」

で、すんなり発車。

単語が通じているのかはともかく、東横インからスーツケース持って乗ったら、まあ空港ですよね。

時間は12時過ぎ、平日だというのに西面の交差点を過ぎたあたりからもう渋滞しています。
どれだけ時間(とタクシー代)がかかるんだろうとドキドキしていたら、タクシーは途中で右方向の道へ。

NAVERの位置情報を見てみると、どうやら渋滞回避で迂回してくれたようです。
高速道路のような、自動車優先道路のような道をすいすい進んで、20分ほどで空港へ到着。
タクシー料金はW15500でした。

ドアツードアでリムジンバスより早いのに、リムジンバスの料金(2人でW12000)とほぼ変わらないとは素晴らしすぎます。
ありがとう釜山のタクシー、サランヘヨ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です